浦和レッズの逆襲日報(旧版)
 
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…(当ブロクは移転しました。)
 


ワールドカップ

ワールドカップ2日目/10日

やはりイングランドサポーターの応援は凄い。野太い男声がスタジアム全体に響き渡る様は迫力満点。
そんなイングランドだが、開始早々にベッカムの超高精度FKがガマラの自殺点を誘った。まさかガマラが…と思ったが、それ以前にベッカムのFKが素晴らし過ぎた。自殺点ではなく、ベッカムの得点にしてあげたい気持ち。ただ、イングランドのその後の攻撃はやや不完全燃焼。クラウチが前線で体を張って頑張っていたが、オーウェンは目立った動き無く途中で退いたし、幾度かチャンスがありながらも、決定力を欠いて決められなかったのは今後の課題のひとつだろう。
パラグアイは直後に正GKビジャールが負傷退場するというアクシデントに見舞われたが、替わったボバディージャが何度か好セーブを見せるなど奮闘。ただこちらも攻撃に関しては決して誉められるものではない。ロングボールばかりで、繋ごうとする意図がまったく見えない。快速のバルデスが驚異的な動きでイングランドDF陣を慌てさせたものの、頼みのサンタクルスがまったくと言って良い程に消えていたのが響いて、ほとんど決定機を作れなかった。



さて、注目される初出場のトリニダードトバコがついにそのベールを脱いだ。対するはラーション&イブラヒモビッチの凸凹2トップ擁する強豪スウェーデン。ボールキープ率で大きく上回るスウェーデンがやりたい放題で、しかもトリニダードトバコは後半早々にDFジョーンが2枚目のイエローカードを食らって退場する大ピンチ。ただ、決定力を欠いたスウェーデンは圧倒的に攻めながらも無得点に終わった事で、トリニダードトバコにとっては奇跡に近い形で勝ち点1を獲得したと言える。

アルゼンチンは勝利はしたものの、ボールを失う時間帯も度々で、試合内容はそれほど良くはなかった。後半に至っては一方的に攻め込まれてドログバに1点を献上するなど、身体能力の高いコートジボワールにやや手を焼いた感がある。


試合結果/10日
グループB
■イングランド1-0パラグアイ
■トリニダードトバコ0-0スウェーデン

グループC
■アルゼンチン2-1コートジボワール

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今日の試合/11日
グループC
◆セルビア・モンテネグロ-オランダ ~ライプツィヒ15:00(日本時間22:00)

グループD
◆メキシコ-イラン ~ニュルンベルク18:00(日本時間1:00)
◆アンゴラ-ポルトガル ~ケルン21:00(日本時間4:00)






6月11日(日)10:11 | トラックバック(15) | コメント(0) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ1日目/9日

9日午後6時(日本時間10日午前1時)にワールドカップ開幕戦となるドイツvsコスタリカ戦がミュンヘンで行われ、開催国であるドイツがコスタリカとの乱打戦を制して、開幕戦を白星で飾った。

ドイツは開始わずか6分に左SBのラーム(写真)が絶妙のシュートで先制点を叩き込み、その後もクローゼが2得点を挙げるなど、コスタリカに4-2の勝利。
ドイツの試合運びの上手さはさすがの一言。選手同士が一定の距離を保ちながら、少ない運動量で効率良くゲームを支配。相手がボールを持つと素早く囲み、高い位置でボールを奪う。攻撃では徹底したサイドからの切り崩しが功を奏した。しかも常に後ろの選手が前の選手を飛び越す形を作り、コスタリカDF陣を翻弄させた。
ドイツ守備陣はなるべく競り合いを避け、主にオフサイドドラップ戦術で対抗。1失点目はそれが裏目に出る形となったが、2失点目は画面から見た限りでは明らかにオフサイド(線審、良く見ろよ!!)。2失点はしたものの、それ以外はほとんどコスタリカ攻撃陣に仕事をさせなかった。まさにドイツの貫禄勝ちと言ったところだろう。

試合結果/9日
グループA
■ドイツ4-2コスタリカ
■ポーランド0-2エクアドル

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今日の試合/10日
グループB
◆イングランド-パラグアイ ~フランクフルト15:00(日本時間22:00)
◆トリニダードトバコ-スウェーデン ~ドルトムント18:00(日本時間1:00)

グループC
◆アルゼンチン-コートジボアール ~ハンブルク21:00(日本時間4:00)






6月10日(土)16:15 | トラックバック(18) | コメント(2) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップいよいよ開幕

サッカーワールドカップ・ドイツ大会がいよいよ今日開幕。
午後6時(日本時間10日午前1時)にミュンヘンで行われる開幕戦のドイツvsコスタリカを皮切りに、全64試合の熱戦が展開される。

当ブログも暫しの間、ワールドカップ体制で臨もう。

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今夜の試合/9日
A組
◆ドイツ-コスタリカ ~ミュンヘン18:00(日本時間1:00)
◆ポーランド-エクアドル ~ゲルゼンキルヘン21:00(日本時間4:00)



6月9日(金)07:38 | トラックバック(11) | コメント(88) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ日本代表23人発表 ~レッズからはアレックス、坪井、伸二!!

ついにドイツワールドカップ日本代表が正式発表!
我がレッズからはアレックス坪井伸二の3人が見事に選出された!長谷部は、残念だった…

ヘナギは、やはり選ばれやがったか…ジーコめ…
そしてサプライズはやはり久保の落選と巻の選出ってとこか。
と、まあ色々とまだ言いたい事はあるけど、とりあえず選出された選手には素直に、おめでとう。
そしてアレックス、坪井、伸二、レッズの誇りとして頑張って来てくれ!!

ドイツ・ワールドカップ日本代表は以下の通り。

GK
川口能活(ジュビロ磐田)
楢崎正剛(名古屋グランパス)
土肥洋一(FC東京)

DF
田中誠(ジュビロ磐田)
宮本恒靖(ガンバ大阪)
アレックス(浦和レッズ)
中澤佑二(横浜F・マリノス)
中田浩二(バーゼル/スイス)
坪井慶介(浦和レッズ)
加地亮(ガンバ大阪)
駒野友一(サンフレッチェ広島)

MF
福西崇史(ジュビロ磐田)
中田英寿(ボルトン/イングランド)
中村俊輔(セルティック/スコットランド)
小笠原満男(鹿島アントラーズ)
稲本潤一(ウェストブロミッジ/イングランド)
小野伸二(浦和レッズ)
遠藤保仁(ガンバ大阪)

FW
柳沢敦(鹿島アントラーズ)
高原直泰(ハンブルガーSV/ドイツ)
玉田圭司(名古屋グランパス)
大黒将志(グルノーブル/フランス)
巻誠一郎(ジェフ千葉)


以上



5月15日(月)19:03 | トラックバック(58) | コメント(4) | ワールドカップ | 管理

カーンの正GK陥落は驚くことではない

サッカードイツ代表に衝撃が走った。7日、クリンスマン監督はGKカーンと会談し、ワールドカップの「正GKはレーマンにする」と通告したという。
ショックを受けたカーンは自身のホームページで「その言葉に驚いた。大きな失望を感じている」と失意のコメントを発表。さらに「代表選手としての未来は、もうないかもしれない」と、代表からの引退まで示唆した。

さて、ドイツ大好き野郎の俺としては、この報道にいささかの衝撃を受けているものの、驚いてはいない。俺を含め、多くのドイツファンは、今回のカーンの正GK陥落はむしろ必然と見ているに違いない。

実は近年、ドイツ代表のGKはワールドカップごとに「前大会の第2GKが次大会の正GKになる」という法則が存在する。しかもその大会で正GKとなった選手は、次大会には選ばれないというオマケまで付いてくるのだ。その証拠を下記にまとめた。

94年イタリア大会
イルクナー
ケプケ
カーン

98年フランス大会
ケプケ
カーン
レーマン

02年日韓大会
カーン
レーマン
ブット

で、この順番から行くと…

06年ドイツ大会
レーマン
ヒルデブラント
他第3GK?

と、なってしまう。しかも上でも書いたように、この法則からするともしかしたらカーンも本大会前に代表を退くハメになるかも?
まあ尤もドイツ代表のGKは年齢層が高いのが一般的だから、それも必然といえば必然なんだけどね。さてさてどうなる事やら…



ようやく代表正GKの座を掴みかけたレーマン。ただし世界的に見るとその実力評は決して高くはない。今でこそ好調を維持しているが、少し前まで、所属するアーセナルでは「アーセナルのGKを任せられる器ではない」とまで酷評されていた時期もあるのだ。


4月8日(土)19:13 | トラックバック(1) | コメント(2) | ワールドカップ | 管理


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