浦和レッズの逆襲日報(旧版)
 
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…(当ブロクは移転しました。)
 


ワールドカップ

問題はジダンの頭突きやマテラッツィの暴言ではなくて…

ワールドカップ決勝におけるジダンのマテラッツィに対する頭突き行為について、当事者である2人がついに口を開いたが、ジダンは家族に対する侮辱的な発言があった事を明かしたものの、その具体的な発見内容は明かさなかったし、対するマテラッツィは真っ向からそれを否定している。こうなって来ると事の真相の解明は困難を極めるであろう。

が、俺は正直言って発言内容はこの際どうでも良い。
問題は、この事件が今大会に対する世間一般の関心を根刮ぎ持って行ってしまう点である。

ワールドカップとは世界サッカーの最高の舞台であり、本来は選手の華麗なプレーや国の威厳について語られるべきである。
それが、たった一度の暴挙によって世間の関心がそれに傾いてしまった。
こうなってくるとイタリアの優勝など何処へやら、新聞も雑誌も、もちろん我々のようなブログでさえ、右から左まで「頭突き」を取り上げるなどそれ一色になってしまう(そう言いながらこの話題を書いている俺も同類なのだが…)。

つまり俺は事の真相よりも、こういう暴挙をジダンとマテラッツィが引き起こした事によって、上記のような事態に陥っている事が嘆かわしいのである。
そもそも「頭突き」が主役のワールドカップなんてあってはならない。しかしこの事は大きな汚点として未来永劫語られて行くのである。。
これは、2006年ドイツワールドカップと、それに関わった全ての人々に対する果てしなき陵辱行為である!!

夢の舞台に泥を塗ったジダンとマテラッツィの両者には、大いに猛省を求めたい。



7月13日(木)22:17 | トラックバック(31) | コメント(7) | ワールドカップ | 管理

祭りのあと -ワールドカップ総括

イタリアの優勝で幕を閉じた2006年ドイツワールドカップ。
ジダンの衝撃的なラストがあったり、優勝候補の筆頭だったブラジルがまさかの準々決勝敗退など色々とあった大会だったが、例年に比べるとやや波乱の少ない大会だったように思える。
ヨーロッパ勢が上位を占めているのに対して、それに勝るとも劣らないはずの南米勢がやや不調に終わったという点も、大会の盛り上がりを妨げた大きな要因だろう。
毎回旋風が期待されるアフリカ勢にしても、唯一ガーナが決勝トーナメントに進出した以外はあまりパッとしなかったし、予選で全滅したアジア勢に関しては、やはりまだまだ井の中の蛙に変わりはなかった。
総得点数が147得点で1試合平均が2.3点と少ない反面で、警告や退場が近年最多だったというのも大会に汚点を残してしまった。

ただ、悪い事ばかりではない。
大会の主役的な派手な選手は現れなかったが、それは数多くの選手達が確実に成長し、高いレベルでの能力の拮抗が現れている証拠でもある。

そして開催国ドイツは素晴らしい試合運営で大会に花を添えた。在日英国人サッカージャーナリストのジェレミー・ウォーカー氏が今日付の某朝刊に興味深い一文を載せている。

「次回大会の開催国である南アフリカは、これだけ巨大な運営方法を大急ぎで学ぶ必要があるが、ドイツ並みにやるのは非常に難しいだろう。」

これは、ドイツが如何に今大会に多大な時間と惜しみない労力をかけたかが伺える一文である。


さて、これにてワールドカップはひとまず終了。いよいよ自身も本来の生活習慣に帰る時がやって来たようだ。そして、そろそろこのブログも本来の浦和レッズモードへ戻らなくてはならない。
夢の祭典の余韻を心にしまい込んで、またいつもの戦いの日々がやって来るのだ。


皆様へ
ワールドカップ期間中は、何時にも増して多くのアクセス、コメント、トラックバックをいただきました。そして色々なブログを知る事も出来ました。
皆様には深く感謝しております。これを機会に、またこれからも気軽に訪問して頂ければ幸いと存じます。

ありがとうございました。

それでは。














Go to the SOUTH AFRICA 2010...



7月11日(火)20:28 | トラックバック(14) | コメント(13) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ決勝 イタリア優勝

優勝は、イタリア(24年ぶり4度目)

おめでとう!!

試合内容については、この際だからもはやあれこれ言うまでもないだろう。PK戦までタップリと楽しませてくれた選手たちに感謝!!

ただ、ジダンについては…あの瞬間、イタリアを除く世界中のサッカーファンがガッカリしただろうが、自らの手(正確には頭だけど)で幕引きをしたという点では彼らしいかもしれない。いや、そんなきれい事を書くのはよそう。ただ、こうなってしまっては…彼に素直に「お疲れ様」を言えない自分がいる。情けない。とにかく残念。もはやこれ以上のことは何も言えない…

とにかく、皆さん、お疲れ様でした!!(笑)

~総括についてはまたあとで書きます。

試合結果/9日
決勝
■イタリア1-1(PK5-3)フランス

2006ドイツワールドカップ順位
優勝:イタリア
準優勝:フランス
3位:ドイツ

最優秀選手賞:ジダン(フランス)
得点王:クローゼ(ドイツ)/5得点
ヤシン賞:ブッフォン(イタリア)
ベストヤングプレーヤー賞:ポドルスキ(ドイツ)
フェアプレー賞:ブラジル、スペイン






7月10日(月)05:55 | トラックバック(94) | コメント(11) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ24日目/8日 3位決定戦はドイツ圧勝

レーマンに代わりカーンが出場したドイツ。そのカーンが日韓大会での大活躍を再現させるような超好セーブを連発したかと思えば、バラック欠場により一人でゲームメイクの担い手を任されたシュバインシュタイガーが見事なミドルシュートを放ちゴールを連発。ベテランと若手が目覚ましいプレーを見せたドイツが、ポルトガルに格の違いを見せつけて3位を確定した。

立ち上がりこそポルトガルの素早い攻撃に手を焼いたドイツだったが、徐々にラインを押し上げながら攻撃のリズムを作ると、後半は自分達のペースを完全に掴んで試合を進めた。
個々の能力が堅実的なドイツが、しっかりと組織を形成して大人の試合運びが出来た辺りは、やはりさすがドイツと言った感じ。
得点王最有力候補のクローゼを、大会最後の試合にもかかわらず途中で下げて、いつも通りにネビルを入れた点もしたたかさが伺える。
準決勝での敗戦の鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュはあったが、根は自分達のペースを崩さずにゲームが出来ていたドイツ。

自国開催で3位とは不本意な成績に終わった今回のワールドカップだったが、今回のような戦い方を維持し、さらに若手が成長出来れば、ドイツサッカーの未来は明るいものが待っているだろう。

試合結果/8日
3位決定戦
■ドイツ3-1ポルトガル

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今日の試合/9日
決勝
◆イタリア-フランス ~ベルリン20:00(日本時間3:00)






7月9日(日)06:37 | トラックバック(76) | コメント(7) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ23日目/5日 決勝はイタリアとフランスに!

またジダン!PKながら、その得点がフランスを決勝へと導いた。
もはやサッカーの神様が、ジダンに有終の美を飾らせようと細工をしているのではないかと思わせるほどドラマチック。このワールドカップは完璧にジダンのための大会になりつつある。

決勝はイタリアとフランス。どちらが優勝してもおかしくはないが、ここまで来るとあと1試合、神様に大きな細工を期待してしまうのは俺だけではないだろう。

個人的にはドイツの次に応援していたポルトガルだが、こちらもドイツ同様に準決勝で涙をのむ結果となった。本当は決勝でドイツの仇をポルトガルにとってほしかったが…。しかしポルトガルは(俺的には隠れた優勝候補と呼んでいたけど)他の強豪国と比べて前評判は決して高くはなかっただけに、よくここまで勝ち進んで来たと思う。
ポルトガルの実力は欧州ではまだまだ不安定な位置にある。今後、強豪国と肩を並べられるように成長出来るのか、それとも一時しのぎの勢いだけに終わるのか、全てはC・ロナウドらを中心とした若手の肩にかかっている。
そしてこの試合を最後に代表を退くと言われているフィーゴ。ポルトガルの象徴だった彼が代表のユニフォームを脱いでしまうのは寂しい限りだが、まだまだこれからも選手としての活躍を期待せずにはいられない。

試合結果/5日
準決勝
■ポルトガル0-1フランス

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次の試合/8日
3位決定戦
◆ドイツ-ポルトガル ~シュツットガルト21:00(日本時間4:00)






7月6日(木)07:18 | トラックバック(64) | コメント(9) | ワールドカップ | 管理


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