カーンの正GK陥落は驚くことではない |
|
| サッカードイツ代表に衝撃が走った。7日、クリンスマン監督はGKカーンと会談し、ワールドカップの「正GKはレーマンにする」と通告したという。 ショックを受けたカーンは自身のホームページで「その言葉に驚いた。大きな失望を感じている」と失意のコメントを発表。さらに「代表選手としての未来は、もうないかもしれない」と、代表からの引退まで示唆した。
さて、ドイツ大好き野郎の俺としては、この報道にいささかの衝撃を受けているものの、驚いてはいない。俺を含め、多くのドイツファンは、今回のカーンの正GK陥落はむしろ必然と見ているに違いない。
実は近年、ドイツ代表のGKはワールドカップごとに「前大会の第2GKが次大会の正GKになる」という法則が存在する。しかもその大会で正GKとなった選手は、次大会には選ばれないというオマケまで付いてくるのだ。その証拠を下記にまとめた。
94年イタリア大会 イルクナー ケプケ カーン
98年フランス大会 ケプケ カーン レーマン
02年日韓大会 カーン レーマン ブット
で、この順番から行くと…
06年ドイツ大会 レーマン? ヒルデブラント? 他第3GK?
と、なってしまう。しかも上でも書いたように、この法則からするともしかしたらカーンも本大会前に代表を退くハメになるかも? まあ尤もドイツ代表のGKは年齢層が高いのが一般的だから、それも必然といえば必然なんだけどね。さてさてどうなる事やら…
| |
| ようやく代表正GKの座を掴みかけたレーマン。ただし世界的に見るとその実力評は決して高くはない。今でこそ好調を維持しているが、少し前まで、所属するアーセナルでは「アーセナルのGKを任せられる器ではない」とまで酷評されていた時期もあるのだ。
| |
|
4月8日(土)19:13 | トラックバック(1) | コメント(2) | ワールドカップ | 管理
|