浦和レッズの逆襲日報(旧版)
 
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2006年7月11日を表示

祭りのあと -ワールドカップ総括

イタリアの優勝で幕を閉じた2006年ドイツワールドカップ。
ジダンの衝撃的なラストがあったり、優勝候補の筆頭だったブラジルがまさかの準々決勝敗退など色々とあった大会だったが、例年に比べるとやや波乱の少ない大会だったように思える。
ヨーロッパ勢が上位を占めているのに対して、それに勝るとも劣らないはずの南米勢がやや不調に終わったという点も、大会の盛り上がりを妨げた大きな要因だろう。
毎回旋風が期待されるアフリカ勢にしても、唯一ガーナが決勝トーナメントに進出した以外はあまりパッとしなかったし、予選で全滅したアジア勢に関しては、やはりまだまだ井の中の蛙に変わりはなかった。
総得点数が147得点で1試合平均が2.3点と少ない反面で、警告や退場が近年最多だったというのも大会に汚点を残してしまった。

ただ、悪い事ばかりではない。
大会の主役的な派手な選手は現れなかったが、それは数多くの選手達が確実に成長し、高いレベルでの能力の拮抗が現れている証拠でもある。

そして開催国ドイツは素晴らしい試合運営で大会に花を添えた。在日英国人サッカージャーナリストのジェレミー・ウォーカー氏が今日付の某朝刊に興味深い一文を載せている。

「次回大会の開催国である南アフリカは、これだけ巨大な運営方法を大急ぎで学ぶ必要があるが、ドイツ並みにやるのは非常に難しいだろう。」

これは、ドイツが如何に今大会に多大な時間と惜しみない労力をかけたかが伺える一文である。


さて、これにてワールドカップはひとまず終了。いよいよ自身も本来の生活習慣に帰る時がやって来たようだ。そして、そろそろこのブログも本来の浦和レッズモードへ戻らなくてはならない。
夢の祭典の余韻を心にしまい込んで、またいつもの戦いの日々がやって来るのだ。


皆様へ
ワールドカップ期間中は、何時にも増して多くのアクセス、コメント、トラックバックをいただきました。そして色々なブログを知る事も出来ました。
皆様には深く感謝しております。これを機会に、またこれからも気軽に訪問して頂ければ幸いと存じます。

ありがとうございました。

それでは。














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7月11日(火)20:28 | トラックバック(14) | コメント(13) | ワールドカップ | 管理


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