浦和レッズの逆襲日報(旧版)
 
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…(当ブロクは移転しました。)
 


2006年7月を表示

祭りのあと -ワールドカップ総括

イタリアの優勝で幕を閉じた2006年ドイツワールドカップ。
ジダンの衝撃的なラストがあったり、優勝候補の筆頭だったブラジルがまさかの準々決勝敗退など色々とあった大会だったが、例年に比べるとやや波乱の少ない大会だったように思える。
ヨーロッパ勢が上位を占めているのに対して、それに勝るとも劣らないはずの南米勢がやや不調に終わったという点も、大会の盛り上がりを妨げた大きな要因だろう。
毎回旋風が期待されるアフリカ勢にしても、唯一ガーナが決勝トーナメントに進出した以外はあまりパッとしなかったし、予選で全滅したアジア勢に関しては、やはりまだまだ井の中の蛙に変わりはなかった。
総得点数が147得点で1試合平均が2.3点と少ない反面で、警告や退場が近年最多だったというのも大会に汚点を残してしまった。

ただ、悪い事ばかりではない。
大会の主役的な派手な選手は現れなかったが、それは数多くの選手達が確実に成長し、高いレベルでの能力の拮抗が現れている証拠でもある。

そして開催国ドイツは素晴らしい試合運営で大会に花を添えた。在日英国人サッカージャーナリストのジェレミー・ウォーカー氏が今日付の某朝刊に興味深い一文を載せている。

「次回大会の開催国である南アフリカは、これだけ巨大な運営方法を大急ぎで学ぶ必要があるが、ドイツ並みにやるのは非常に難しいだろう。」

これは、ドイツが如何に今大会に多大な時間と惜しみない労力をかけたかが伺える一文である。


さて、これにてワールドカップはひとまず終了。いよいよ自身も本来の生活習慣に帰る時がやって来たようだ。そして、そろそろこのブログも本来の浦和レッズモードへ戻らなくてはならない。
夢の祭典の余韻を心にしまい込んで、またいつもの戦いの日々がやって来るのだ。


皆様へ
ワールドカップ期間中は、何時にも増して多くのアクセス、コメント、トラックバックをいただきました。そして色々なブログを知る事も出来ました。
皆様には深く感謝しております。これを機会に、またこれからも気軽に訪問して頂ければ幸いと存じます。

ありがとうございました。

それでは。














Go to the SOUTH AFRICA 2010...



7月11日(火)20:28 | トラックバック(14) | コメント(13) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ決勝 イタリア優勝

優勝は、イタリア(24年ぶり4度目)

おめでとう!!

試合内容については、この際だからもはやあれこれ言うまでもないだろう。PK戦までタップリと楽しませてくれた選手たちに感謝!!

ただ、ジダンについては…あの瞬間、イタリアを除く世界中のサッカーファンがガッカリしただろうが、自らの手(正確には頭だけど)で幕引きをしたという点では彼らしいかもしれない。いや、そんなきれい事を書くのはよそう。ただ、こうなってしまっては…彼に素直に「お疲れ様」を言えない自分がいる。情けない。とにかく残念。もはやこれ以上のことは何も言えない…

とにかく、皆さん、お疲れ様でした!!(笑)

~総括についてはまたあとで書きます。

試合結果/9日
決勝
■イタリア1-1(PK5-3)フランス

2006ドイツワールドカップ順位
優勝:イタリア
準優勝:フランス
3位:ドイツ

最優秀選手賞:ジダン(フランス)
得点王:クローゼ(ドイツ)/5得点
ヤシン賞:ブッフォン(イタリア)
ベストヤングプレーヤー賞:ポドルスキ(ドイツ)
フェアプレー賞:ブラジル、スペイン






7月10日(月)05:55 | トラックバック(94) | コメント(11) | ワールドカップ | 管理

ワールドカップ24日目/8日 3位決定戦はドイツ圧勝

レーマンに代わりカーンが出場したドイツ。そのカーンが日韓大会での大活躍を再現させるような超好セーブを連発したかと思えば、バラック欠場により一人でゲームメイクの担い手を任されたシュバインシュタイガーが見事なミドルシュートを放ちゴールを連発。ベテランと若手が目覚ましいプレーを見せたドイツが、ポルトガルに格の違いを見せつけて3位を確定した。

立ち上がりこそポルトガルの素早い攻撃に手を焼いたドイツだったが、徐々にラインを押し上げながら攻撃のリズムを作ると、後半は自分達のペースを完全に掴んで試合を進めた。
個々の能力が堅実的なドイツが、しっかりと組織を形成して大人の試合運びが出来た辺りは、やはりさすがドイツと言った感じ。
得点王最有力候補のクローゼを、大会最後の試合にもかかわらず途中で下げて、いつも通りにネビルを入れた点もしたたかさが伺える。
準決勝での敗戦の鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュはあったが、根は自分達のペースを崩さずにゲームが出来ていたドイツ。

自国開催で3位とは不本意な成績に終わった今回のワールドカップだったが、今回のような戦い方を維持し、さらに若手が成長出来れば、ドイツサッカーの未来は明るいものが待っているだろう。

試合結果/8日
3位決定戦
■ドイツ3-1ポルトガル

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今日の試合/9日
決勝
◆イタリア-フランス ~ベルリン20:00(日本時間3:00)






7月9日(日)06:37 | トラックバック(76) | コメント(7) | ワールドカップ | 管理

坂道コロコロ&川崎戦チケット争奪戦

◆埼玉に“赤坂”完成、浦和が総工費600万円の坂道トレ開始(サンスポ)
ドイツ・シュリフコップフ合宿から帰国したJ1浦和は7日、大原練習場で再始動。約1カ月ぶりの国内練習で、突如出現した坂路を使ったダッシュトレーニングを行った。ギド・ブッフバルト監督(45)の発案で総工費600万円で完成した坂路。赤い軍団が疾走する、さしずめ“赤坂”を駆け抜け、その勢いで悲願のリーグ初Vまで突き抜ける。

選手たちが、次々と猛スピードで坂を駆け下りていく。国内再始動日の仕上げは坂路ダッシュ。この日、初お目見えした坂道を疾走し続けた。
「全力疾走のスピードを上げること。坂道を下ることで回転数を上げ、スピード系に必要な筋肉を鍛える」。発案したブッフバルト監督が狙いを説明した。上るのではなく、全速力で下る。坂は長さ60メートルで幅3メートル、傾斜は3度。これも「スポーツ力学で理想的な勾配」と胸を張る自信作だ。

「坂は下る方が疲れますよね。スピードを上げる? そういう目的だと思います」とMF鈴木。平地では出せない、限界を超えた速度を体に認識させる狙いもある。「W杯を見ても重要なのは攻守の切り替えの速さだ。いい例でいえばスイス。大会を通じて失点ゼロに防いだ」とブッフバルト監督。横浜Mも6月にオープンさせたみなとみらいの新練習場に坂路を2本設置させた。こちらは坂路は未使用で、ライバルに先んじた格好だ。

首位・川崎に勝ち点1差で19日の再開戦新潟戦を迎える。“赤坂”の先には、悲願のリーグ初制覇が待っている。


ふむ、なかなか面白いトレーニングだな。ギド発案って言うけど、これってドイツなどの海外では前例が無いって事なのかなぁ?でもまあ「胸を張る自信作」と自信満々なのだからギドを信じよう(笑)
しかし俺はこれだけは言っておきたい。

間違っても坂道を転げ落ちるような事にはなるなよ!!

ゴメン、縁起でもない事を口走ってしまった…


それはさておき、今日は今月22日に行われるJ1第14節フロンターレ戦のチケット発売日であった。
仕事中だったので携帯でのネット予約を余儀なくされたので取れるかどうか心配だったが、近場のアウェーチケット争奪戦の割にはあっさり「アウェーAゾーン自由」が取れたので拍子抜けしてしまった。
いつもなら携帯で取るのは至難の業なのだが、今日に限ってほとんど混雑せずにスムーズに繋がった。
何故だろう?まさかワールドカップで日本が早々に敗退した影響で、サッカー熱が冷めてしまったサポが大量発生した訳でもあるまいに?たまには不思議な事もあるもんだ。



7月8日(土)19:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | レッズニュース | 管理

ワールドカップ23日目/5日 決勝はイタリアとフランスに!

またジダン!PKながら、その得点がフランスを決勝へと導いた。
もはやサッカーの神様が、ジダンに有終の美を飾らせようと細工をしているのではないかと思わせるほどドラマチック。このワールドカップは完璧にジダンのための大会になりつつある。

決勝はイタリアとフランス。どちらが優勝してもおかしくはないが、ここまで来るとあと1試合、神様に大きな細工を期待してしまうのは俺だけではないだろう。

個人的にはドイツの次に応援していたポルトガルだが、こちらもドイツ同様に準決勝で涙をのむ結果となった。本当は決勝でドイツの仇をポルトガルにとってほしかったが…。しかしポルトガルは(俺的には隠れた優勝候補と呼んでいたけど)他の強豪国と比べて前評判は決して高くはなかっただけに、よくここまで勝ち進んで来たと思う。
ポルトガルの実力は欧州ではまだまだ不安定な位置にある。今後、強豪国と肩を並べられるように成長出来るのか、それとも一時しのぎの勢いだけに終わるのか、全てはC・ロナウドらを中心とした若手の肩にかかっている。
そしてこの試合を最後に代表を退くと言われているフィーゴ。ポルトガルの象徴だった彼が代表のユニフォームを脱いでしまうのは寂しい限りだが、まだまだこれからも選手としての活躍を期待せずにはいられない。

試合結果/5日
準決勝
■ポルトガル0-1フランス

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次の試合/8日
3位決定戦
◆ドイツ-ポルトガル ~シュツットガルト21:00(日本時間4:00)






7月6日(木)07:18 | トラックバック(64) | コメント(9) | ワールドカップ | 管理


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